スキルが上がるプレゼンテーション方法

プレゼンテーション方法5つの項目

プレゼンテーション方法5つの項目とは論理、調査、分析、表現、資料のことを表します。これらのプレゼンテーション方法5つの項目には相互関係があります。目的を達成するために論理はあり、またその論理を構成するために調査、分析を行い、シナリオに沿って色々な表現をし、資料のデータも盛り込んでプレゼンテーションに備えます。今のはプレゼンテーションの方法の大まかな流れですが、次にプレゼンテーション方法5つの項目のそれぞれの項目について詳しく解説します。このプレゼンテーション方法5つの項目の流れを知っているだけでもプレゼンテーションの準備がはかどり、プレゼンテーションの能力の向上が非常に早くなると思いますよ。1つずつ学んでいきましょう。

プレゼンテーション方法の論理と調査

プレゼンテーション方法5つの項目の内、論理は先ほどの書いた通り論理の裏づけをするために調査、分析を行います。それによって実証されたものを論理とします。調査、分析によって実証されなかったものは論理にならず論理の再構築が必要となってきます。論理はプレゼンテーションの方法の道しるべとなり方向付けをしてくれる役割をいます。調査の役割において基本的なことは論理の裏付けをするために必要な情報を集めるということです。また、プレゼンテーション時に提示するデータや資料配布にも調査によって収集されたデータは使えます。

 また最初に述べたようにプレゼンテーションの相手を知るということもこの項目に入ります。プレゼンテーションには相手の要望、権限の程度、職責、業界での会社の位置づけを十分に調査し把握することがとても大切です。

プレゼンテーション方法の分析と表現

集めた情報の中からプレゼンテーションに使える情報を取ったり、整理したりする作業のことをいいます。もちろん調査によって収集した相手の情報も、抽出、整理をします。分析した結果は論理の裏付けとなります。また分析の結果のよっては再調査や追加調査をしなくてはいけない場合もあります。基本的に調査と分析は同時進行させましょう。調査で情報を集めるだけ集めてもプレゼンテーションに使えない、または論理にそぐわないなど、無駄な努力になることもあります。

表現はプレゼンテーションの装飾をする要素です。分析で抽出、整理された情報を分かりやすく、見やすく整理したり、会場の雰囲気を操作したりすることです。プレゼンテーションをするプレゼンターの話し方、態度、表情なども含まれます。この表現をうまくするかしないかで同じ内容のプレゼンテーションであっても印象には雲泥の差が出ます。いかに好印象を与えるような表現ができるかがポイントです。

資料

プレゼンテーションで用いる配布資料や、提示データなどのことです。文章、データ、画像、音声、動画、写真、模型、サンプル等様々なものがありますが、それを相手に見せることで説得させるための武器とします。プレゼンテーションするときの相手の規模、人数に合わせて枚数や大きさをあわせましょう。