プレゼンテーションの第一歩は相手の分析
プレゼンテーションには必ず相手がいます。プレゼンテーション相手が社内の場合、社外の場合の違いでもプレゼンテーションの方法は変わってきます。相手がプレゼンテーションに慣れているのか、そうでないのか、また相手が取引内容の基礎知識を持っていない場合は分かりやすい言葉でプレゼンテーションをしなければいけませんし、逆に相手が知識豊富な場合は専門的で詳しい説明をするという方法になります。プレゼンテーションの方法を考えるときは相手の立場、地位も配慮に入れましょう。相手が決まらなければプレゼンテーションの目的、方法は決まりません。そういう意味においてプレゼンテーションの相手の分析はプレゼンテーションの第一歩だといえます。
プレゼンテーションの目的を明確にする
プレゼンテーションは目的意識をしっかり持ってすることが大切です。目的なくして、プレゼンテーションの方法は考えられません。例えば企画提案や、商品販売の場合は売ることがプレゼンテーションの目的となります。ビジネスシーンのプレゼンテーションは説得するということ、営業企画案や業務改善案では承認が目的です。プレゼンテーションにおいて目的がなければ単なる発表になってしまいます。プレゼンテーションの方法を考えていく中でどうしても、目的意識が希薄になってしまい、本当に伝えたいことから道をそれてしまうこともありますので、定期的にプレゼンテーションの目的を確認しながら進めましょう。また、大まかな目的が決定したあとは出来るだけ具体的な目的をつくります。プレゼンテーションでどんな商品をいくつ納品するなど数値などが入った目的にしましょう。
プレゼンテーションの道筋（方法）を立てる。
プレゼンテーションの相手を分析し、プレゼンテーションの目的を明確にしたら、次は目的までの道筋を考えます。一般的な流れとしては相手、目的を意識しながらプレゼンテーションのテーマを作り、そのテーマに沿って調査、分析を行い、シナリオを作り、何度も検討しながらプレゼンテーションの完成度を高めていくという方法を取ります。何度も言いますが、相手と目的によってプレゼンテーションの方法はいくらでも変化します。プレゼンテーションの解説書は方法を主に載せていますが、そのままの方法で実践するのではなく、実際の相手と目的によって自分で改良し、完成度を高めることが大切です。自分にあった、自分らしいプレゼンテーションの方法を見つけましょう。